7月京都といえば祇園祭 2015年の宵山の日程や見どころ
祇園祭が7月1日から始まりましたね。マスメディアに大きくは取り扱われませんが、毎年恒例の行事が始まっていますね。
山鉾くじ取り式では、17日に行われる前祭では、長刀鉾に続く山一番は、孟宗(もうそう)山が引き当てましたね。一方後祭の山一番は役行者(えんのぎょうじゃ)山ということになりました。
祭ムードが盛り上がりつつある京都祇園祭について、今回は前祭の宵山の日程やその見どころについてご紹介したいと思います。
祇園祭2015宵山の日程は?
日程:2015年7月14日(火)~16日(木)
場所:八坂神社、鉾町
時間:18時~23時ごろの予定
宵山山鉾の場所のマップになります。
宵山では、夜になると山鉾に提灯が灯され、祇園囃子が奏でられます。宵山では各山鉾を見て回るのが楽しみの一つですね。
宵山の屋台の出店は?
宵山の楽しみといえば、提灯が飾られた山鉾を見たり、祇園囃子を聞いたりして祭気分を味合うことですが、なんといっても楽しみは屋台めぐりですよね。
宵山は昼間でもやっていますが、屋台の販売はだいたい夕方くらいからです。祭を存分に楽しみたいなら、昼間は山鉾をゆっくり見て回り、夕方から夜にかけて屋台めぐりをするのがおすすめです。
山鉾町一帯では屋台が立ち並び、夜は山鉾に飾られた提灯に灯りがともされとても風情がありますよ。
宵山の楽しみ方 山鉾に登ってみよう
山鉾って登らせてもらえます。祭によっては、祭を実際に行っている地元の人以外は他人がタッチしにくいという感じもあります。祇園祭は一部の山鉾では登ることができます。
山鉾に登るためには、「粽」を購入するか、入場料を払うことになります。
祇園祭では、「粽」という呼ばれる笹で作られたお守りがあります。この粽が各山鉾の近くで売られている場合があります。この粽を購入して山鉾に登らせてもらうわけです。
粽は、売られている種類によって様々なご利益があります。お好みのご利益や山鉾を選んでぜひ山鉾に登ってみましょう。芸術作品さながらの山鉾を間近で見られるチャンスです。
ちなみに毎年くじ取らずで特別な存在の長刀鉾は女人禁制になっていますので女性の方は登ることができません。
宵山の楽しみ方 伝統芸能を鑑賞しよう
祇園祭は、八坂神社の祭礼と町衆の祭という二つの側面があります。山鉾は町衆の祭ですが、八坂神社では神社のお祭りとして、様々な神事や行事が行われます。
中でもさまざまな伝統芸能は、外国人を中心として人気があります。奉納される伝統芸能は多彩で、舞や茶道などを見れるチャンスです。料金は無料ですし、なかなか見れない伝統芸能を見れるいい機会です。
祇園祭というと山鉾巡行やその山鉾をみて回る宵山というイメージが強いですが、また違った祇園祭を見れるのでおすすめです。